【日中友好成人式の活動】
私の父親は中国出身で、上海に親戚が多く住んでいることもあり、大学は上海の華東師範大学に進みました。
そこでは「日中友好成人式」の活動に注力しました。
日本の成人の日は、中国ではテスト期間にあたり、日本からの留学生が成人式のために帰国するのは難しい。
テストを受けずに帰国すると、留学期間が延びてしまいますし、悲しい思いをしていました。

そこで学生のグループが企業に協賛のお願いや会場設営、広告などの各種手続きをして成人式を行う企画を立てました。
私は協賛部の部長を務め、部員の活動をサポート。企業から多額のお金を預かるので、お金の扱いはしっかりとしました。
現地の中国人学生も含めて日中の学生総勢で200名を超える学生が参加してくれました。
成人式という行事を通して互いの交流を深められたことは達成感がありましたね。

【コロナ禍で就活を中国から日本へ】
大学3年でイギリスに留学するコースを取っていたので、現地で英語を半年ほど学んでいたときにコロナが始まりました。
帰国した方がいいだろうということになり、イギリスの大学の授業はオンラインで受けました。
4年生のときもまだコロナだったので上海の大学の授業もオンラインで受けて卒業に至りました。
上海で就職しようと思いましたが、やはりコロナということもあり、日本で就活をスタート。
中国での卒業は9月だったので、新卒募集の企業が少なかったのですが、CDPに入社できました。

【フラットで明るい印象そのまま】
入社時の面接は、フラットで肩肘張らず緩い雰囲気でした。
自分はお堅いところは苦手なので、こんな面接をしてくれるなら馴染めるかなと思いました。
実際に入社しても、明るくて上下関係にきびしくなく、フレンドリー。
働く環境でも先輩に質問がしやすく、快く説明してくれるのでありがたいです。
自分自身はどっしりと構えて常に余裕を持つタイプ。
些細なことには動じないのですが、逆に危機感をすぐに持たないので、ルーズにならないように気をつけたいです。

【製造から営業へ】
入社時に営業系や事務系、製造職もあるという説明を受けて、製造テクニカルコースにしました。
体を使う仕事なので、最初の3か月は帰宅すると、疲れてすぐに爆睡状態。
続けられないと思ったのですが、3か月を過ぎると体が慣れてきましたね。
1年経つと、もっと続けられそうになりましたが、人と話す仕事を希望していたので営業に異動しました。
今は新卒の人たちと一緒に「これから始まるぞ」という新たな気持ちで取り組んでいます。
法律などの基礎的な研修を受けた後、現在は小山営業所で実践的な営業研修を受けている真っ只中。
配属はつくば営業所の予定なので、新しい土地での生活も楽しみです。

【語学力を生かして海外の人材を】
今はまだ先輩の姿を見て覚える段階で、どんな選択肢があるのかもわかりません。
具体的なプランは描けていないのですが、まずは人材マネジメント業務や渉外業務の実績を積む。
その後は外国語を使う業務がしたいので、海外人材事業部に行きたいなとフワッとした目標を抱いています。

【楽しいと思った方向へ】
楽観的かもしれませんが、とりあえずやってみるのも手なので、気軽に構えてもいいかなと思います。
学生時代の成人式の企画で、人のサポートなどを経験し、個人作業よりは人と話す仕事への興味が増しました。
人と多く接する機会がある人材派遣業に視点を移すことができたと思います。
自分の中では「楽しいと思った方向へいく」という気持ちがあります。
面白い方向に行きそうなことを選択してシーデーピージャパンに来ましたので、
みなさんも楽しいと思った方向を目指してみたらいいのではないでしょうか。